脱毛で火傷することはある?

今の日本では、脱毛といえば光脱毛やレーザー脱毛が主流になっています。
この光脱毛やレーザー脱毛というのは、光を肌にあてて、その光の力で毛が生えるのを阻害するというものになります。
この光ですが、光自体には熱があるわけではないので、光が当たるだけではやけどをすることはありません。

ただ、この光にはある特徴があるんです。それは、黒い色に反応を示すというものなんです。
この反応というのは熱反応で、黒い色に光が当たると、その黒い色の部分は熱を持つことになります。
日本人の多くは、体毛が黒っぽい色をしており、この毛に含まれている黒い色素がに光が当たることによって、毛の根元の部分にある組織に熱ダメージを与えて毛を生えなくする。というものです。

毛の黒い色というのはメラニン色素というもので、実は皮膚にもこのメラニン色素は少ないながらも含まれています。
さらに、日焼などをするとこのメラニン色素は増えるため、皮膚の中のメラニン色素が多い状態になります。
この状態で脱毛施術を行うと、皮膚の中のメラニン色素が熱反応を起こすためにやけどをしてしまう事があります。

また、皮膚にメラニン色素がスクな場合でも、出力が高い状態で光を当ててしまうと、毛が熱を持ちすぎて、周りの皮膚がヤケドしてしまう事がありますよ。